院長のコラム

マイボーム腺

まぶたのふちにデキモノが!

「こんにちは~今日はいかがしましたか?」

「ちょっと前から、まぶたのふちにデキモノがあるんですよ。痛くもかゆくもないし、目やにも出ないんですけど。」

「どれどれなるほど!」

「まぶたのふちに、乳白色の丸い塊がありますね(写真:黒い矢印)。」

実は上下のまぶたのふちには小さな穴がたくさんあいていて、そこから脂が分泌されているんですよ(写真:赤い矢印)。

それが涙に入ることで、涙が安定して乾きにくくなるんです。だけど寒い時などを中心に、その人の体質によっては出口で脂が固まってしまうことがあってつまり今回の塊の正体はその「脂」なんですね。

「あたため&マッサージ」で対策を

今は痛みもなく5秒ぐらいでちょちょっと取っておきますが、もしご自身で気がついたら温かいタオルで5分ぐらい蒸してもらって、そのあとで軽くマッサージをすると比較的簡単に取ることができます。でも無理をしないでくださいね。

それと、この脂が出にくくなると涙が不安定になって、結構ドライアイになってきます。
ですから普段から「あたため&マッサージ」をしておくのも悪くないですよ。

反対に、粘膜のギリギリまでメイクをすると脂の出口を塞ぐことになるので、ドライアイがひどくなります。コンタクトレンズを使っているひとは、レンズが汚れやすくなるので特に注意してくださいね。

ひどくなると、写真のようにまぶたから脂の固まりが透けて見えることもあります(米粒のような形のものです)。

こうなるといろいろなトラブルの原因になることもあります。何かあれば、早めに相談してください。

今回は目薬は出しません。お大事にしてくださいね!

余談ですが…ふと思い出してしまいました。

しかしなんか突き出ているって、まるでスカイツリーみたいです(無理矢理ですぎますね)。

写真はまだ450mぐらいの高さの時に、すぐ横の業平橋駅のホームから撮りました。

ところで埼玉県の春日部市には、洪水を防ぐために雨水を地下に溜めておく施設があります。

首都圏外郭放水路といいますが、そこには地下神殿みたいに巨大な柱がたくさん突き立ってます(雨水が溜まると浮力が生じて地中から浮いてきてしまうので、あえて重い柱にしているようです)。

今回の脂とはすこし、いや全然違いますがふと思い出してしまいました。

イヤな癖だなぁ


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