こどもの近視の進行を抑制する治療について

現時点でエビデンスがあると認められているこどもの近視を進みにくくする治療法は、大きくわけて主に4つあります。

  • 特殊なハードコンタクトレンズを付けて寝ることで角膜にクセをつけ、これによって昼間は裸眼で過ごせるようになり近視の進行も抑制できる方法(オルソケラトロジー)
    メリットは昼間裸眼で活動できること、デメリットはハードコンタクトレンズを寝ている間につけること
    →当診で取り扱いはありません
  • 特殊な機械から発せられる赤い光を1回3分・1日2回・週5日見ることで、近視の進行を抑制できる方法(レッドライト療法)
    メリットは兄弟で使う場合には機械の台数を抑制できること
    →当診で取り扱いはありません
  • 夜寝る前に特殊な目薬を1滴点眼することで、近視の進行を抑制できる方法(リジュセアミニ点眼)
    メリットはとにかく簡単なこと
    →当診で取り扱いはありません
  • 特殊なデザインの遠近両用の1回使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズを昼間だけ付けておくことで、近視の進行を抑制できる方法
    →1つだけレンズの扱いがあります(SEED社製EDOFのAdd MIDタイプ)
    (Cooper Vision社製MiSightは扱い予定なし)

ただあくまでも近視の進行を抑制するだけであって、近視そのものが治ったり近視の進行が止まるものでもありません。
将来強度近視によって緑内障や網膜剥離などの疾患が生じるリスクを若干下げることができる、それだけが唯一の目標です。
しかもほとんどの治療には健康保険が適用されず、当診で扱っているソフトコンタクトレンズに係る部分の検査・診察代のみに健康保険が適応になる程度です。

さらにどの方法にも適応があり、当診で扱っている方法については『乱視がほとんどない・概ね10歳から15歳まで(治療そのものは18歳ぐらいまで続けます)、自分自身でソフトコンタクトレンズの付け外しができる・概ね-6Dまでの近視、矯正視力が良好なかた』です。

ただこちらには『どれぐらい近視の進行が抑制できたのかを評価する機械がないため、治療効果を確認できない』ので、当診での治療はお勧めしておりません。
詳しくはお問い合わせください。

追記
先月このページを訪れてくださった方のアクセス数が、なんかしれないけど先月比約3.5倍・全国平均比約25倍でした→画像参照
いったい何があったんだろう?

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