院長のコラム

緑内障の目標

以前にもお伝えさせていただいたように、緑内障は日本人の失明原因のトップであり、40歳以上では約17人に1人の割合で罹患しています。
つまり高校などの同窓会をすると、そこには2人の緑内障患者さんがいる計算です。

緑内障には急激な眼圧上昇による激しい痛みを伴うタイプもありますが、日本人では眼圧は正常で本人の気がつかないうちにじわじわと視野を蝕んでいくタイプのほうが圧倒的に多いです。
自分自身で気がついた時には、もう失明寸前!
なんて厄介な病気なんでしょう…。
ということで、診察してアヤシイと感じた方はもちろん、ご血縁の方に緑内障の人が いて気になるといった場合には、視野検査をお勧めしています。

視野検査で何もなければいいのですが、もし緑内障性の視野欠損があったら…年齢や眼圧などの要素を勘案して、リスクに応じて眼圧を下げる点眼を処方したり、場合に よってはそのまま経過観察(→この場合は『放置』とは違います)とします。
緑内障の点眼は1日1回で済むものが多いので、点眼そのものは負担になりません。
しかし緑内障の点眼は一般的に高価ですし、どんな薬でもそうですが副作用も一定の 頻度で発生します。

当然のことながら定期的な受診と検査および投薬が必要になるので、一生で考えるとその負担は必ずしも少なくありません。
そこで、ある考え方が浮上します…生きている間に不具合が出なければいいじゃん!
ある程度の視野欠損があっても、眼圧がローティーン(14mmHg以下)で視野欠損の進行が極めてゆっくりな95歳の方なら…たぶん点眼は投与しません。もちろん、緑内障以外の要素を勘案して点眼を処方することもあります
視野欠損が軽微でも、検査ごとに視野欠損がじわじわ拡がっていて眼圧が20mmHgを超える30歳の方なら…放置すると生きているうちに不便が生じる可能性が高いので、点眼を処方することで治療介入をします。もちろんご本人の希望(心配なので点眼したい等)も重視されますし、担当医ごとに考え方が異なることがあります。

そもそも、120歳ぐらいまで生きたらどうなる!という疑問もあります。
なんか倫理的というか哲学的な問題も孕んでいて、難しいなぁ…。
ともあれ、これらの議論は眼の状態の正確な把握があってのことです。
大切な視野を守るため、視野検査などの定期検査にはきっちり来てください。
痛くも痒くもない病気ですが、検査も痛くないので…風は当てますが(^ ^;


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