院長のコラム

両眼で0.02(白い杖をついた方)

あっ、白杖をついた人がこっちに向かって歩いてきた!
何もできないけど…とりあえず邪魔にならないよう、どいてみよう。

まずはそれでいいんです。声をかけるのは勇気がいりますが、何もしないよりは一人でもできることをする、その気持ちが大切です。
でも…白杖の人は、どれぐらい不便なのかわかりにくいんですよね。
見え方の不便さには、視力の低下による不便さと視野の狭さによる不便さに大きく分けられます。

視力は概ね、左右の視力を単純に合計して0.02程度です。
かなりの近視の人の裸眼視力が片眼で0.02程度ですから、不便さがある程度伝わるでしょうか?
しかも普通に近視だけの人は眼鏡やコンタクトを使えば見えますが、この場合はそうやって矯正したベストの状態で両眼で0.02なんです。
すれ違う人の顔は直前までわかりませんし、読書もかなり困難です。

視野は概ね中心10度以内…これは本当にわかりにくいですね。
黒い紙に、シャーペンの芯で直径0.5mmの穴をぷすっと開けます。
それを眼鏡のレンズの部分に貼付けたとき、その穴から見えるのが中心視野10度の世界です。もちろん枠外から見える部分は無視です。
人が横から近づいてきても、ぶつかる直前までわかりませんね。

最近では、生活をサポートする道具も発達しています。
それ以外にも工夫があって、例えば視野が狭いだけの人には敢えて小さい文字で伝えた方が、一度に視野に入る情報量が多くなるので伝わりやすくなります。意外でしょ?

それでもやっぱり一番大切なのは、周囲の人々のサポートでしょう。
白杖の人がいたら、誘導するのは難しいかもしれません。でも声をかけて困っていることがないか聞くだけでも、例えそれが無理でもさり気なく進路を開けるなどの配慮ができれば、心強いと思います。
気持ちは眼に見えなくても、伝わるものですよ。きっと。


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