院長のコラム

仮性近視

カセーキンシ…何それ、美味しいの? 火星と関係があるの? 小学生の頃そんな風に思っていたのが、今では眼科医です。

何となく遠くのモノを見る時に眼のチカラと気合いを総動員して見ているようなイメージがあると思いますが、実は反対で近くのモノを見る時にピント合わせの筋肉と気合いを振り絞っています。そんなことをず~っとしていると、そのうちに疲れてきて近くのモノが見えにくくなります。これが老眼の初期…老眼はピント合わせのチカラが衰えることで見える範囲が狭くなり、特に近くのモノが見えにくくなります。

初期ならばちょっと休憩をしたり、ピント合わせの筋肉を休めるような目薬をすることで回復することがあります。

ところが…小学生のようなピント合わせのチカラが豊富な人でも、これと似たような現象が起こります。どうなるかというと、近くにピントが固まったままフリーズしてしまい、遠くを見た瞬間、ピントが遠くに合いにくくなります。近くは見えるけれど、遠くはダメ…まるで近視のような状態です。でもこれは初期の老眼と同じで、ちょっと休憩をすることですぐ元通りに復活します。だからこれを仮の近視、仮性近視と呼んでいました。

なんだ、食べれないんだ…。

同じようなことは、パソコンなどを長い時間使う人にも起きます。そうすると、本当の近視は進んでいないのに遠くが見えにくい…そこで変に眼鏡などの度数を強くすると、さらに近くを見る時の負担が強くなって、さらに症状が悪化してしまいます。パソコンや携帯さらにゲームなどを長時間する人で、最近遠くが見えにくい場合は、仮性近視(最近では調節緊張などと呼ぶ)を疑って、反対に度数を緩くしたりピント合わせの筋肉のチカラを一時的に抜くような目薬をしてリラックスさせます。ただこの目薬をすると、約6時間ぐらいピントが合いませんから注意が必要ですね。

最近の研究によると、遠くをよく見える状態のままで近くを長い時間見続けることが、近視を進行させる大きな要因であることがわかってきました。シーンに応じた「ふさわしい視力」が大切な時代なんですね。って、こんな長文を読んで大丈夫でしたか? 少し心配です…。


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