

つい最近、大型特殊免許を取りました。いや、それだけです。運転免許試験における視力の話をしたかったものですから…。
普通免許は片眼0.3ずつ・両眼で0.7見えれば合格です。でも大型や二種では片眼0.5ずつ・両眼で0.8以上の他に深視力という不思議な検査があるんです。ナニそれ?
簡単に言うと荒巻鮭の箱のような機械があって、それを鮭の尻尾の方から覗くと、真ん中あたりにマッチ棒が2本平行に立っています。そしてその真ん中にレールが、まさに背骨のあたりの位置にあって、そこをもう1本のマッチ棒が動いているんですが…2本の動かないマッチ棒を結ぶ線のところに動くマッチ棒が来たら、ボタンを押すというものです。ああ…わかりにくい。
これは何を検査しているかというと、ひとつは両眼でモノを見た時の立体感覚、もうひとつは反射神経です。その片方が欠けても、なかなか巧くいきません。
この機械そのものは実はかなり特殊で、免許試験場や教習所みたいな場所にしかなく、眼科で持っているところは全国に数箇所というレベルです。立体感覚(正式には立体視といいます)については、眼科は他の(反射神経によらない)方法で検査をするからです。たまに「深視力がうまくいかないので、検査をしてくれ」と いうことで受診される方もいますが、眼科では立体視が充分なのかどうかの判定はできますが、反射神経の部分は何とも言えないので、ご期待に添えることはまずありません。乱暴なことを言えば、立体視ができない人でもタイミングをうまく合わせることができれば合格できるのです。
ということで、この試験は(生活に関わる免許でもあるので)ダメだった場合は練習して再挑戦させてくれることも少なくないようです。本当に「慣れ」が大事な要素なんですね。
ところで、大特なんか取ってどうするかって?
まずは戦車に乗…じゃなくって、ただの乗り物好きなんです。

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